■突然ですが、わたしのウッカリな経験談を

「落ち着いて、行動したいものです。」と書いておきながらアレですが・・・
私のウッカリな話を披露したいとおもいます。

その①
朝、サプリを飲んだかどうかわからなくなる。
※薬をきちんと飲めない人の気持ちが、わかる気がします・・・。

その②
着慣れているシャツのボタンが、今日はとめにくいな、シャツの機嫌が悪いかな??
と思っていたら、裏返しに着ていた。会社で気づいてびっくり!!(10年ぐらい前)
※気づかれなくてよかった♪ 気づかれて、いないですよね??え??ちがう?
裏返しなのに、器用にボタンをとめた私、器用だとおもいます!!

その③
携帯電話をどのポケットに入れたかわからなくなり、きょろきょろして「ない!ない!」と騒ぐ。(しょっちゅう)そして、ちょっと人のせいにする。
※周囲の方、すみません。

その④
コンビニで、「お茶を買おう」と商品を手に取り、レジをすませ、飲もうとして見てみると、お茶の隣にあったもので、欲しかったのと違う商品を手に取っていた・・・(数年に1度)
※あのときの、がっかり感と言ったら・・・

その⑤
歯磨きをするときに、口に入れたのは、洗顔料をつけた歯ブラシだった。(まれに)
※経験、ありますか?ない人は試さないほうがいいと思いますが、衝撃的な味です。

その⑥
最近見なくなったなー、と思っていたヘアブラシが冷蔵庫から出てきた。(15年ぐらい前)
※見つかってよかった!

・・・きりがないのでこの辺で。

 

■一体、なぜなんだ?

私は一体、どうしたらいいのでしょう?一体、なぜなのでしょう?

そそっかしい、と言ってしまえばそこまでです。
はい、私は、そそっかしいです!!

 

でも、もうちょっと考えましょう。

上の①~⑥は、中には多くの人が「やったことある!」というものもあるかもしれません。

しかし、たびたびしょっちゅうこういうことがあると、そそっかしい・・・、うっかり八兵衛(しってます?)・・・、そういやサザエさんもそそっかしいけれど、、、。事によっては、「おもしろいウッカリさん」では済まないことになりますね。

いったい、何がどうなっているのでしょう? 認知機能の面から考えてみましょう。

ヒントになるのは、認知機能の中でも「注意力」かもしれません。

注意力!? それってなに?

 

■注意力とは? 生活の中でどんなふうに影響する?

注意力とは「必要な情報に気づいて⼊⼿し、意識を集中させ、持続する⼒」と言えます。
もう少し分解してみてみると、注意力とは

①気づく力

②気づきを集中する力

③集中を持続する力

と分けることができるかもしれません。場合によっては、③を集中力と呼ぶこともあります。

『認知機能の見える化』プロジェクトでは、まとめてありますよ♪
ごらんください ⇒ こちら 認知機能の見える化プロジェクト「認知機能と注意機能」

上記のサイト内でも『高次脳機能の中でも「注意」は他の認知過程の根幹となり,その障害は多くの日常・社会生活を阻害しうるもの』と、注意力の重要性が書かれています。

そう、注意力は、私たちの生活の中で、とても大切です。

 

■ところで、私のミスを「注意力」という視点で見てみると…

では、ここで、先ほど挙げたミス6連発のうち、いくつかを振り返ってみましょう。
自分でやったことですが、ここは棚に上げて、自分で助言をしていきます。

その①
朝、サプリを飲んだかどうかわからなくなる。
⇒記憶力もさることながら・・・、飲んでいる途中にぼーーっとして飲んでいると、こうなります。飲み終わった数秒後に「あれ?飲んだっけ?」となります。

(助言)『サプリを飲んでるぞ!!』と注意を集中することが必要でしょう。指さし確認もいいでしょう。それでもわからなくなる場合は、サプリを一日ごとに分けて日付を書いた袋やボックスにいれておくなどの工夫ができます。もちろん、テレビを見ながら、パソコンをしながらの、ながら飲みは禁物です

(懸念)サプリの場合は、まぁ、いいとして。きちんと定時に飲まなければならない薬の場合、飲み忘れや飲みすぎによる、健康への影響が懸念されます。サプリや薬を飲むときは、しっかり注目して飲みましょう。

 

その②
着慣れているシャツを裏返しに着ていた。会社で気づいてびっくり!!

(助言)着替えるときには、しっかりと確認して着ましょう。心ここにあらずでは、間違えてしまう可能性がたかまります。また、「あれ?おかしいな」と思うことはきちんと確認しましょう。

その③
携帯電話をどのポケットに入れたかわからなくなり、きょろきょろして「ない!ない!」と騒ぐ。ちょっと人のせいにする。

(助言)ストラップで首に下げておくなどで、なくすことを防げます。考え事をしていたり、慌てていたりすると、とっさに何処かに置き、わからなくなってしまいやすいです。置く場所、しまう場所を決めましょう。

(懸念)人のせいにすることが続くと、周囲も困惑から怒りにかわってしまうかもしれません。

 

その④
コンビニで、「お茶を買おう」と商品を手に取り、レジをすまし、飲もうとしてみてみると、お茶の隣にあったもので、欲しかったのと違う商品を手に取っていた・・・

(助言)手に取ったものを、よく見ましょう。注意深くみましょう!急いでいるとやってしまうかもしれません。おちついて、手に取りましょう。

(懸念)取ろうと思ったものと違う場所のものを取ってしまう場合、見たものと、身体の動きとの整合性がアンバランスなのかもしれません。目測を誤って、椅子に座りそこねたりしないように、慌てず行動しましょう。

その⑤
歯磨きをするときに、口に入れたのは、洗顔料をつけた歯ブラシだった。

(助言)手に取ったものを、よく見ましょう。注意深くみましょう!寝起きなど、ぼーっとしていると、やってしまうかもしれません。注意深く見ましょう。

その⑥
最近見なくなったなー、と思っていたヘアブラシが冷蔵庫から出てきた。

(助言)何をしようとしているのか、自分の行動を、よく見ましょう。注意深く行動しましょう!寝起きなど、ぼーっとしていると、やってしまうかもしれません。

■もしもこれが、高齢者の行動だとした場合

つぎは、ちょっとした架空の事例です。

じゅんこさんは、85歳、独居の高齢女性。近頃、周囲の人が驚いたり、心配することが増えました。

先日、こんなことがありました。いつものスーパーに買い物にでかけたじゅんこさん。近所の人が声をかけると、いつものようににこやかな笑顔。でも、よくみると、じゅんこさんの首の後ろ側には、なにやらヒラヒラ。脇にも、白いタグが。シャツを裏返しに着ているようです。

翌日、「ない!ない!あなた、私の携帯をどこに置いたの??しらない?」と探し回っていました。探してみると、じゅんこさんのエプロンのポケットから発見されました。

同じ日に、いつものスーパーを出てきたじゅんこさん。暑い夏の日だったので、買ったばかりの大好きなコーラを飲もうと、お店の外で買い物袋をゴソゴソ…。「え???わたし、確かに、コーラを買ったはずなのに。なぜ、メロンソーダなの???」とびっくりしていました。

さらにまた翌日、お友達がじゅんこさんの家を訪問していたところ、「あら、そういえば、朝の薬、飲んだかしら??いやぁねぇ、わたし、全然おぼえていないわ。まぁいいか」と笑い飛ばしていました。その後、冷蔵庫の中からブラシがでてきて、驚いて大笑いしているじゅんこさんを見て、友達は心配になりました。

じゅんこさん、大丈夫なのでしょうか?

 

・・・数十年後の私、大丈夫なのでしょうか???

 

事例のじゅんこさんの状態は、認知機能のうち、特に注意力が低くなっている状態です。

注意力の低下は、注意不足や注意散漫、集中できないということで、若い人にも、そうでない人にも、体調や環境の影響で、時々起こります。身体が付かれているときは、集中が必要な細かな作業はやりたくないし、やってみても失敗が多いという経験がある人もあるでしょう。

いろいろ忙しいと、寝不足にもなるし、疲れも溜まるし・・・

注意力の低下が、時々おこることや、体調や状況に応じて、注意の仕方が変化するのはよくあることです。

しかし、注意力が継続的に低下すると、事例のじゅんこさんのように、「あれ?」「おや?」「なぜ?」「びっくり」ということが、たびたび起こります。楽しいことばかりで、笑い飛ばせたらいいかもしれませんが、生活の中では、危険につながることもあります。

慢性的な注意力の低下は、例え記憶力の低下がさほど出ない場合でも、「気づく」「集中する」ということが難しくなり、生活の支援が必要になる場合もあるでしょう。専門医の受診を考えた方がよいかもしれません。お薬の管理には、家族や薬剤師などの支援が必要になるかもしれません。お財布の管理が難しくなるようであれば、安全にお金を管理する方法を考えなければなりません。

たかが注意力、されど注意力。いやいや、注意力は、とても大切なのです。本当に。

■自分自身の認知機能の特性を知って、よりよい生活を

さて、そんな私。

注意力は、かなり散漫になりやすいタイプなのかもしれません。

でも、絶望することはありませんよ!

自分を知る、ということは、対策を考える第一歩。大切なことです。

何事も、知ることから、始まります。

認知機能について、いろんなことを知りましょう。

そして、何をどうしたら良いのか、一緒に考えましょう。

 

「認知機能の見える化プロジェクト」は、認知機能について、さまざまな側面から、あなたが必要とする情報を提供しています。

認知機能の見える化プロジェクトは こちら

 

そして、自分自身の認知機能の特性を確認するには、脳活バランサーCogEvoがありますよ。

脳活バランサーCogEvoについては、こちら

 

■おまけ

疲れがたまると、だれでも、集中力や注意力はおちてくるもの。
だから、車の運転も、疲労の状態では危ないですね。
適度な休憩は、とても大切なのです。

活太郎もカフェタイム♪ しかし、落ち着いて、冷静にって、あたまではわかっていても、難しい人には難しいんですよね・・・やれやれ。

※「脳活バランサー」は株式会社トータルブレインケアの登録商標です。
※「COGEVO」は株式会社トータルブレインケアの商標です。
※登場する活太郎はロボホンです。「ロボホン」は、シャープ株式会社の商標または登録商標です。