脳活バランサーCogEvoで今日も活き活き! 5分で、楽しく、ネットで、見える化!
認知機能を知って活き活き、みんなで学ぼう!「認知機能の見える化プロジェクト」

こんにちは。『認知機能の見える化』研究所 森保です。

今日は「フレイル」について、考えてみましょう。

 

■フレイルってなに?

想像している人のイラスト(女性)

「フレイル」という言葉を、お聞きになられたことはありますか?

『写真を入れて立てて置いたり・・・』それは、フレーム!

『腸内の細菌が・・・』それは、腸内フローラ!

『アニメで、家族ごと無人島に流される・・・』それは、フローネ!
(余談ですが、ご存知ですか?昔、日曜日の世界名作劇場でやってました。
『ふしぎの島のフローネ』というタイトルで、一家が南の島に漂着し、
そこから家族の力を合わせて生活していく物語でした。懐かしい!)

無人島のイラスト

そんな話はいいとして、今回は、フレイル! ふ・れ・い・る!!

あまり聞きなれない「フレイル」ですが、次のような意味です。

フレイルとは、体がストレスに弱くなっている状態のことを指しますが、早く介入をすれば元に戻る可能性があります。高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。

引用:公益財団法人長寿科学振興財団 ウェブページ 「フレイルとは」
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/about.html

つまり、フレイルとは、身体が弱ってきている状態のこと。はじめは生活への大きな影響は感じなくても、やがて生活の質(QOL)が下がってしまったり、病気につながったりする可能性がある状態です。

でも、フレイル状態だからといって、絶望する必要はありません。早く介入(必要な治療、トレーニングやリハビリの実施、食生活や生活リズムの改善など)すれば元に戻る可能性があります、ということはしっかり覚えておきたいところですね。

つまり、フレイル状態かどうかをチェックして、必要な対策を実施することが大切です。

 

■フレイルって、具体的には?

ため息をつく疲れたサラリーマンのイラスト

フレイルの具体的な状態を見てみましょう。

基準はいくつかありますが、わかりやすい基準としてFriedの基準を見てみましょう。以下の5項目から、3項目が当てはまる場合はフレイル、1~2項目があてはまる場合はプレフレイル(フレイルの前段階だけれど要注意の段階)です。ご自身で、またはご自身の身近な方について確認してみましょう。

 

  1. 体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少

  2. 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる

  3. 歩行速度の低下

  4. 握力の低下

  5. 身体活動量の低下

引用:公益財団法人長寿科学振興財団 ウェブページ 「フレイルとは」
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/about.html

 

フレイルの状態を確認するには、チェックリストもあります。
詳しくは、『認知機能の見える化プロジェクト』の「フレイル」のページをご覧ください。

フレイルとは身体が弱ってきている状態のことですが、注目すべきはその範囲です。
つまり、「身体」というと、カラダの健康を思い浮かべると思います。
元気に歩いたり走ったり、胃腸が丈夫でおいしく食べられて、心臓や肺などの内臓も健やか・・・
多くの方は、そういう意味での「カラダは元気!」を思い浮かべるのではないでしょうか?

でも、フレイルがカバーしている「身体」とは、身も心も、です。
つまり、フレイルには身体的問題(身体的フレイル)、精神心理・認知的問題(精神心理的フレイル)、社会的問題(社会的フレイル)の3つの側面から、状態を確認します。

身体的フレイルとは、筋力が低下することや、身体の機能が衰えること。

精神心理的フレイルとは、認知機能が低下したり、精神心理的な健康状態が損なわれること。

社会的フレイルとは、活動ができにくく、閉じこもったり社会参加ができない状態になること。

足腰が弱ると、外出の機会が減り、その結果、人と交流することも減り、感動したり考えたりすることも減るかもしれません。その結果、見当識(日時や場所)がわかりにくくなったり、記憶力が低下したり、薬を飲み忘れて体調が悪化して、寝込んでしまったり・・・。

カラダ、心やあたま、社会とのつながり・・・どれも、「自分らしく、住み慣れた地域で、楽しく安心して過ごしたい!」という事には、とても重要ですね。

 

■なぜ、フレイルに注目するの?

エプロン姿の女性の表情のイラスト「ひらめき」

フレイルには、身体的問題(身体的フレイル)、精神心理・認知的問題(精神心理的フレイル)、社会的問題(社会的フレイル)の3つの側面があることはお伝えしました。

この3つのフレイルは、既に述べたように、それぞれが個別に起こるのではありません。

たとえば、身体的フレイルが起こると、それは精神心理的フレイルにもつながります。そして、社会的フレイルの発生につながります。

社会的フレイルの発生は、身体的フレイルや、精神心理的フレイルにつながります。

つまり、循環するってことですね。悪循環です。

また、フレイルは、どの部分から起きるかはわかりません。

凄く元気な人でも、体調を崩し少し入院したことから、足腰が弱り、活動量が減り・・・ということが、あり得ます。

凄く元気な人でも、一人で食べるご飯が楽しくなく、いつもお茶漬けだけで済ましていたら、栄養状態が悪化し、筋肉量も減り、ちょっと動くのもしんどくなってしまい、外出の機会が減ってしまう・・・ということも、あり得ます。

記憶力や注意力が低下した人が、約束を思い出せずに、楽しんでいたサークルに行けなくなって、家にこもってしまった結果、足腰がよわってしまうケースもあります。

フレイル状態が発見されたら、早くその悪循環を食い止める手立てをとる必要があります。

そして、良い循環へつながるよう、支援や対応のきっかけを作ることが大切です。

 

■認知機能も、大切!

頭の体操のイラスト

フレイルの中には、精神心理・認知的問題(精神心理的フレイル)という観点があります。

中でも、認知機能のフレイル状態(認知機能が低下した状態)は、さまざまな生活面に影響します。

例えば・・・認知機能が低下すると

もし、見当識が低下して、日時や曜日がわからないと、友人との楽しい約束を逃してしまうかもしれません。

もし、注意力が低下して、多くのものから必要なものが見つけ出せない場合、お薬を飲み間違えて体調が悪化したり、降りなければならないバス停で降りそこねたりするかもしれません。

もし、記憶力が低下して、うっかり忘れていることが増えたら、食事をし忘れて栄養状態が悪くなって、体調にも影響が出るかもしれません。

また、認知機能は、例えば家に閉じこもってしまったり、人との交流の機会が減ると、低下するリスクがあります。

認知機能は、健康を保つ上で、とても大切な身体の機能の一つだと言えますね。

 

■孤食のはなし

真剣にご飯を食べる人のイラスト(女性)

先日、京都で開かれた『第2回 全国在宅医療医歯薬連合会全国大会』に参加しました。

その中で聞いた、ランチョンセミナーの内容が印象深いものでした。

というのは、フレイルと孤食の関係。いろいろと考えました。

最近は、高齢者の場合は特に、1人だけでご飯を食べる『孤食』の方が増えているとのことです。
独居の世帯が増えているので、自然と孤食になってしまう人も増えるとは思いますが同居家族がいる人も、一緒にご飯を食べていない『孤食』の状態になっているんだとか・・・。

孤食の何が問題なのか!?

ネットニュースでも、掲載されていました。

日本経済新聞 「孤食」週の半分超、15%に上昇 食育白書
2018/5/29 9:43 (2018/5/29 11:04更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31079270Z20C18A5CR0000/

増えているようです。

なぜ孤食が問題としてとりあげられるのか・・・いろいろな問題につながっていると思いますが、例えば毎回のご飯を一人で食べる場合、想定されるのは・・・。

楽しくない・・・。
楽しくないと、おいしくない・・・。
一気に食べて、あっという間におしまいになるのなら、よく噛んで味わうこともない。
品数揃えることも、面倒・・・。
「おいしいね」「これが、好きなの」「今日は胸やけするから、あまりたべられない」などなど、感想や体調を伝え会い、気遣い会う機会にもならない。

食欲のない女性のイラスト

この状態だと、栄養不足になったり、気持ちがおちこんだり、フレイル状態に突入するリスクが高いです。

こどもの孤食支援は進んできていますが、大人の孤食支援も、大切だと思いました。

食は、健康の基本。食べたもので出来ている!
そして、食べている雰囲気や環境は、心とあたまの栄養になっている!

そんなふうに思いました。

 

■おまけ

孤食より、みんなでご飯。
孤おやつより、みんなで、おやつ。

今日もトータルブレインケア『認知機能の見える化』研究所は、おやつタイムです。

今日のおやつは、w氏が買ってきてくれた、金沢土産の、じゃがりこ!!
これ、スペシャルなじゃがりこなんですよ。(しかも、高いらしい)

なんと、ほら!
カニの身を使った、ディップソース付き!!

それを、みんなが働いているときに、こっそりと・・・

独り占め! ♪♪♪

おやつもみんなで食べる方がいい・・・と言っていましたが、独り占めの魅力も捨てがたい!
ちなみに、背中がわにあるのは、紙ふうせんというお菓子。
あぁ、おやつタイムって、幸せだなぁ♪

とおもっていると・・・

え??え?ちょっとまって・・・
活太郎の、ディップソース!そんなにつけちゃ、ダメーー!!

でも・・・

みんなでおやつ、やっぱり、楽しいな♪

両手にじゃがりこカニ味で、楽しそうなトータルブレインケアの社長。

おやつの差し入れ担当、W氏。ご馳走様です。

みんなで食べたら、楽しい!おいしい!
明日のおやつは、何かなぁ?

 

※「脳活バランサー」は株式会社トータルブレインケアの登録商標です。
※「COGEVO」は株式会社トータルブレインケアの商標です。
※登場する活太郎はロボホンです。「ロボホン」は、シャープ株式会社の商標または登録商標です