知っておくと安心♪介護保険の使い方、最初の一歩。

さて、今日は簡単に「介護保険の使い方」を見ていきたいと思います。

 

■介護保険の使い方 の前に…

介護保険って、何?っていう人もいらっしゃるでしょう。

介護保険とは、介護保険法に基づいて、介護や何らかの福祉や医療の支援が必要となった人が必要なサービスを受けられ、尊厳を保持し、生活を続けていく…そんなことを可能にするために、国民みんなで作っている制度なんですよ。

■介護保険を使うには

「足腰が痛くて痛くて、前かがみになれない。掃除や洗濯ができない…(困)」

「おばあちゃんが、体調を崩してから、介護をしてきたけれど、家族だけではちょっと無理…」

「リハビリをした方がいい、外に出たほうがいいって、お医者さんには言われたけど」

そんなときに、「介護保険を使ったらいいのでは?」と言われたり、聞いたり、読んだりしたことがあるかもしれません。

介護保険では、その人の状態や生活状況に合わせて、必要に応じて介護サービスを利用することができます。

が、利用に際しては、手続きやいくつかすべきことがあります。

 

■介護保険を使える状態にする3ステップ

介護保険証(正確には、介護保険被保険者証)は65歳になるとお手元に届きます。(2000年の時点で65歳を越えていた人は、2000年の介護保険制度スタート時点で保険証が届いているはず…ない?見当たらない?大丈夫、必要な場合は再交付の申請ができますよ)その、お手元の介護保険証は、そのままでは介護サービスは使えません。使える状態にする必要があります。

難しくはありません。簡単3ステップ!

①要介護・支援認定の申請をする! (介護保険被保険者証を申請書類に付けて申請)

②主治医意見書を書いてもらうために受診する。

③認定調査を受ける。

そして、①から待つこと約30日。新しい介護保険被保険者証がお手元に届きます。

ここで、「要介護状態区分」の欄に、『要支援1・2、要介護1~5』が記入されていたら、介護(または介護予防)サービスの利用が可能になります。

 

※「新しく来た保険証、何も書いてない・・・」という方は、『非該当』ということです。
詳細は、役場や地域包括支援センターなどの相談窓口に確認をしていただきたいのですが、「何もサービス使えないの?」と凹まずに。介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)で利用できるサービスもあります。詳しくは、窓口に相談をしましょう!

 

■もうちょっと詳しく ①要介護・支援認定の申請をする!

まず、介護や高齢者の生活に関する全体的な相談窓口は、「地域包括支援センター」へ。
お住まいの地域ごとに、「地域包括支援センター」があります。
地域によっては、名称を別途つけているところもありますね。
地域包括支援センターは介護や高齢者の暮らしについての相談窓口です。

被保険者が住んでいる地域、住民票のある地域の「地域包括支援センター」がどこにあるのか、確認しておくと良いでしょう

わたしの「地域包括支援センター」は、どこかな?

さて、介護認定の申請は、役場の介護保険課など介護保険担当のところで行います。
または、その出先機関など、市町村によって異なりますが、身近なところに受付場所がある場合が多いです。
役場のWebページを見たり、地域包括支援センターに問い合わせてみましょう。

申請できるのは、本人、家族、成年後見人です。
地域包括支援センター、指定居宅介護支援事業所、介護保険施設による代行申請も可能です。

どこに行ったらいいか、わからない!もう、わからない!!
という場合、地域包括支援センターや指定居宅介護事業所(ケアマネさんがいる事務所)に、まず聞いてみましょう。申請手続きを代わって行ってもらえるか、確認すると良いでしょう。

申請書類は、申請窓口などに置いてあります。
介護保険者証を持っていくと、その場で申請できます。

 

■もうちょっと詳しく ②主治医意見書を書いてもらうために受診する。

①の際に、申請書のセットには「主治医意見書」という書類が入っています。
これは、主治医に健康状態などについて記入してもらうための書類です。
かかりつけの病院・クリニックに行き、「介護保険の申請のために書いて欲しい」旨を伝えて、主治医意見書の用紙を渡します。

普段かかりつけがない方やあまり病院・クリニックには行かない人は、あらかじめ問い合わせてから受診するのが良いでしょう。

主治医意見書は、要介護度の判定資料になります。

 

■もうちょっと詳しく ③認定調査を受ける。

要介護・支援認定の申請を行うと、その後しばらくして、認定調査員さんが、本人(被保険者)の状態を確認する(認定調査)為に、自宅へ訪問します。(入院中の場合は、病院へ訪問します)

訪問日程は、追って連絡があるので、しばらく待ちましょう。
もし、本人が認知症などで日程を連絡しても忘れてしまう可能性が高いかな?と考えられる場合は、日程の連絡先をご家族宛にしてもらうことを申請時に相談しましょう。

認定調査の当日は、いろいろと質問されます。身体の状態や、生活の様子を伝えましょう。

 

認定調査の結果は、要介護度の判定資料になります。

 

■ケアマネさんをみつける

介護保険を利用して介護サービスを受ける際、介護認定の申請とともに、必要なのが「ケアマネさん選び」です。

ケアマネさんとは、「介護支援専門員」という資格を持つ、介護保険での介護サービスなどの利用について連絡調整を行う専門職です。
本人の状況に合わせて、介護サービスなどを計画(ケアプランを作る)し、調整し、保険給付の管理なども行います。

要支援1・2の方は、ケアマネ業務は地域包括支援センターが担当です(外部委託として居宅介護支援事業所のケアマネさんが担当になることもあります)。

要介護1~5の方は、居宅介護支援事業所のケアマネさんが担当です。

介護度によって、どこに所属しているケアマネさんかは異なりますが、わからない場合は「地域包括支援センター」に尋ねてみましょう。

担当のケアマネさんが決まったら、あとは、「こんな生活がしたいけど・・・」「これができにくい」「こんなことに困っている」「もっとこうしたいなぁ」という相談を、ケアマネさんにしてみましょう。

 

■おまけ

介護保険法が2000年に施行され、その後も高齢者は増加し、介護を取り巻く状況は変わり・・・。

介護は長い間、家族の中で行われる「べき」もの…と思われていた部分があったかと思います。
多世代が一緒に暮らし、専業主婦がいる大家族の中では、ある程度の介護力が家族の間に備わっていたでしょう。

しかし、時代は変わり、核家族化、晩婚化、少子化はごくごく身近で、思い当たる状態になっています。
それにつれ、ダブルケアや、高齢者の独居や高齢者だけの世帯、共働きで男女が同じように働く…などなど、昭和の「恍惚の人」が発表され、認知症が注目されはじめた時代とは大きく変化しています。

今日のGoogleアラート「介護」に記載されていた中に、興味深い記事がありました。

介護者が、次の3つの言葉をいうときは、介護者の燃えつきに要注意!とのことですが、その3つの言葉とは・・・

1:私は介護でつらい思いをしたことがない

2:私の人生は○○の介護にささげる

3:私は誰の手も借りずに介護しなければならない

引用:朝日新聞DIGITAL 2018.03.22
『介護に燃え尽きないために、気をつけるべき3つの言葉』

家族を大切にしなければ、だから、全て、私がしなければ!と思うと、なかなか今の時代の生活スタイルでは、無理なことも多いもの。
もちろん、介護保険制度は使いたい放題できるものではなく、みんなでお金を出し合って支えている制度なので大切に使わないといけません。自力で出来る部分は自力ですることが原則です。上手に使うことが大切だと思います。

私は、上記の1,2,3に対しては

1:自分のペースが崩れる介護や育児は、辛いことがある。

2:私の人生は、そんなに簡単に何かに捧げることは、むずかしい。

3:借りれる人の手は借りながら、できることはしよう。

みたいな気軽さで、いいのではないかなぁ?と思います。
一人で抱え込まないで、家族で抱え込まないで、と思います。

 

ちなみに、介護や認知症に関する相談窓口は
お住まいの地域の地域包括支援センター
お近くの指定居宅介護支援事業所 などへ。

いろいろ聞いてもらえ、わかりやすく教えてもらえますよ。

 

すごい雲だなぁ・・・でも、ちょっと明るくなってきたかな。明日は、晴れるかな?

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※登場する活太郎はロボホンです。「ロボホン」は、シャープ株式会社の商標または登録商標です。